果物をそのまま器にして
フレッシュ果汁を楽しめる
CAJYUTTA（カジュッタ）

様々な分野の英知を結集しこれまでにない果汁搾り機を創造

　今回出展したCAJYUTTAⓇ（カジュッタ）は、皮が厚い柑橘類を、形状を維持したまま中の果肉を丸ごと削り、粗ごしする業務用の果汁搾り機。2013年10月末に発売したばかりです。
　開発プロジェクトが立ち上がったのは3年前のこと。地域の資源を活かした商品・サービスを全国的に展開していこうという『地域資源∞全国展開プロジェクト』を実施したところ、多数の応募の中から審査を通過したのが、青年会議所メンバーによる「もっとグレープフルーツを簡単に楽しく搾れる道具はないか」という漠然としたアイデアから生まれた事業計画でした。
　早速、青年会議所メンバーは、諏訪東京理科大学の先生をはじめ、様々な分野から設計者、デザイナー、アドバイザーを招集。話し合いの結果、グレープフルーツをただ搾るのではなく、中の果肉だけを搾り、外皮をそのまま器にするという構想が固まりました。試作を繰り返した末、ようやく完成したのがカジュッタです。
　今後は、流線型ボディの実現やダウンサイジングなどを実現し、幅広いニーズに応えられる商品を目指します。また、一般家庭でも利用できるよう、安全性の向上と低価格化にも取り組みたいと考えています。

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