TOKONAME招き猫プロジェクトから
生まれた笑顔の「満助猫」
笑顔でひげのない「満助猫」成田空港で外国人にも大人気
日本六古窯(常滑、瀬戸、信楽、越前、丹波、備前)の一つであり、1000年の伝統と技術を誇るのが常滑焼です。そして、その象徴として全国的に知られるのが、招き猫。この招き猫に再度スポットライトを当て、キャラクターをリニューアルして全国展開していこうと、平成18年度にスタートしたのがTOKONAME招き猫プロジェクトです。
新たな招き猫「満助猫」は、それまでの目が開いた表情から笑顔に変化。ひげも描かず、ちぎり絵和紙を施して、品のあるたたずまいとなりました。プロジェクトは、中小企業庁の小規模事業者新事業全国展開支援事業(地域資源∞全国展開)へと常滑商工会議所が提案し、補助を受けた上で展開されたものです。
この時にシールメーカー、手ぬぐいメーカー、お菓子メーカーなどが集まって、「TOKONAME笑福猫舎」が発足し、招き猫の展開を行っています。観光庁主催の「魅力ある日本のおみやげコンテスト201」3では、見事銀賞を受賞。成田空港では、外国人にも人気を博しています。
シンガポールでのオリジナル商品の企画も進んでおり、今後はアジアへの展開も期待できそうです。国内向けには、さらに小型の「満助猫」を開発し、より一層の普及を目指していきます。
柔和な表情も招き猫「満助猫」の特徴の一つ
白だけでなくいろいろなカラーもラインナップ
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