このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

旭川市の魅力は旭山動物園だけじゃない伝統産業工房が集結した一大クラフト産地

 「旭川市旭山動物園」に注目が集まっているが、旭川市は陶芸やガラス工芸などの一大クラフト産地としても有名だ。同市の商工会議所では、各工房を対象にデザイナーやバイヤーを招いて講義や工房間の意見交換の場を設けるなど、全国的なブランドとして定着させる活動を進めている。
 工房が集結した「嵐山陶芸の里」では、実際に作家の制作風景を見学したり、制作体験をしたりでき、観光スポットとしておすすめだ。また、同市には北海道の伏流水を使った清酒造りが見学できる「大雪乃蔵(たいせつのくら)」や、評判のラーメン店8店舗が入った「あさひかわラーメン村」など魅力的なスポットが他にもたくさんある。
 観光ハイシーズンの夏と冬も良いけれど、比較的落ち着いている秋に、じっくりと同市の魅力を味わうのも一興だ。

住宅街に点在する工房を散策して工芸体験

↑小さく切った様々な色ガラスで作る「板ガラス」作り


←各工房にはショールームが併設されていて、作家の作品を購入できる(写真は淳工房)

次のスポットへのアクセス
●公共交通機関
ファンファン(旭川観光循環)バス嵐山・陶芸の里入口バス停から、三浦綾子記念文学館・見本林前バス停へ
●マイカー
嵐山通、4条通、富良野国道を経て三浦綾子記念文学館へ

1. 嵐山陶芸の里

 陶芸やガラス、木工などの工芸工房や作家の作品を展示するギャラリー、カフェ、レストランが、緑豊かな住宅街に点在する。各工房や店舗が落ち着いた雰囲気の街並みに溶け込んで、隠れ家的な魅力もある。
 工芸体験を行っている工房も多く、その1つである旭川で唯一の拭きガラス工房「淳工房」では、色ガラスを切って組み合わせ、ステンドグラスのような「板ガラス」作りが体験できる(2000円)。750℃前後の炉の中で焼く工程とゆっくり余熱をさます工程があるため、体験後すぐに持ち帰ることはできないが、後日送ってくれる。

  • 住所:旭川市旭岡
  • 電話:0166-50-3388(嵐山陶芸の里観光連絡協議会事務局)
  • 営業:工房・店舗により異なる
  • 体験料:工房・店舗により異なる(「淳工房」の板ガラス作り体験は7日前までに要予約)
  • 休み:工房・店舗により異なる
  • 駐車場:工房・店舗により異なる(「淳工房」は8台・無料)
  • HP:公式ホームページ
生原稿や資料から「氷点」を深く読み解く

↑昭和61年刊行「草のうた」の生原稿(右)と創作ノート(左)から、熟考のようすが垣間見れる


←単行本と雑誌連載などの活動を年表にした展示。三浦さんがどのような順番で作品を手がけていったのか一目瞭然

次のスポットへのアクセス
●公共交通機関
ファンファンバス三浦綾子記念文学館・見本林前バス停から、あさひかわラーメン村入口バス停へ
●マイカー
富良野国道、雨粉・新旭川通、道道140号線、旭川環状線などを経てあさひかわラーメン村へ

2. 三浦綾子記念文学館

 ベストセラー小説「氷点」などを通して、「ひとはどのように生きたらいいのか」という主題に取り組んだ作家・三浦綾子さん。三浦さんの文学をまとめた記念館が、「氷点」の舞台にもなった外国樹種見本林の中にある。
 同館は、直筆原稿や作品の資料ノート、書斎の再現展示があるほか、視聴覚教室や図書館で実際の作品を手にとって読むことができる。
 また、10/6(火)?10/12(月・祝)には、三浦さんの没後10年事業として「三浦綾子祭」を開催。三浦さんが描いた水彩画などの特別展示や特別イベントが行われる。

  • 住所:旭川市神楽7条8-2-15
  • 電話:0166-69-2626
  • 営業:9:00?17:00
  • 休み:月曜(6/1?9/30は無休)
  • 入館料:大人500円、大学・高校生300円、小・中学生100円、小学生未満無料
  • 駐車場:30台(無料)
  • HP:公式ホームページ
ラーメン村で人気旭川ラーメンを食べ尽くす

↑「一蔵」の「一蔵ら?めん」(998円)のスープは豚骨ベースに魚と野菜だし、麺は無添加の道産小麦100%。小ネギでさっぱりと食べさせる


←「あさひかわラーメン村」には、「夫婦円満」と「縁結び」に効く(?)「ラーメン村神社」もある

次のスポットへのアクセス
●公共交通機関
ファンファンバスあさひかわラーメン村入口バス停から、旭山動物園バス停へ
●マイカー
旭川環状線、道道140号線、道道295号線を経て旭川市旭山動物園へ

3. あさひかわラーメン村

 旭川グルメといえば、豚骨と魚介だしのコクと旨味が強いスープが特徴の「旭川ラーメン」。同市内の大型複合ショッピングセンター「旭川パワーズ」内には、市内で人気のラーメン店が集う「あさひかわラーメン村」がある。
 店舗は豚骨・鶏ガラ・野菜・魚介のバランスがいいスープ「梅光軒」、どんぶり一面の小ネギが特徴「一蔵」、烏骨鶏を丸ごと煮込んだスープ「Saijo」、豚骨・野菜・干魚の白湯スープ「大頭山」、豚骨・鶏ガラを丸2日間とろ火で煮込む「天金」、スネ骨の豚骨スープ「いし田」、数種類の魚だしと豚骨のダブルスープ「いってつ庵まつ田」、北海道の海と陸の幸を凝縮したスープ「青葉」。全8店舗のラーメンは、見た目も味も千差万別。お気に入りの一杯を見つけられるはずだ。

  • 住所:旭川市永山11条4 パワーズ内
  • 電話:0166-48-2153
  • 営業:11:00?21:00(店舗により異なる)
  • 休み:店舗により異なる
  • 入館料:無料
  • 駐車場:150台(無料)
  • HP:公式ホームページ
動物の生態がどこよりも詳しく見られる動物園

↑澄み切った秋空を渡るオランウータン。生活のほとんどを木の上で過ごすため、綱渡りもスイスイ


←ホッキョクグマのダイブ。水族館のように側面から観察できる

次のスポットへのアクセス
●公共交通機関
ファンファンバス旭山動物園バス停から、科学館サイバル前バス停へ
●マイカー
道道295号線、大雪通を経て大雪乃蔵へ

4. 旭川市旭山動物園

 自然の中で過ごす動物本来の行動や生活の様子が見られるように工夫した「行動展示」が大人気。例えば、「ほっきょくぐま館」は、泳いでいる姿を側面から見えるようにすることで、特徴である足の裏の毛なども観測でき、「オランウータン舎」は、オランウータンの高い身体能力と腕の力を感じられるように、高さ17mの所を綱渡りする様子が見られるようになっている。ほかの動物も同様の工夫がされていて、動物たちが生き生きとしている。
 今年8/29には「てながざる館」がリニューアル。シロテテナガザルが長い腕を使って振り子のように木から木へ飛び移る様子が見られるようになった。いずれも必見の楽しさだ。

  • 住所:旭川市東旭川町倉沼
  • 電話:0166-36-1104
  • 営業:9:30?17:15(11/3?4/7は10:30?15:30)
  • 休み:今年10/19?11/2
  • 入園料:高校生以上800円、中学生以下無料
  • 駐車場:700台(無料)、2000台(500円/1日)
  • HP:公式ホームページ
「北の灘」と呼ばれた酒処で搾りたてを味わう

↑「発酵タンク」を見学。ガラス越しなので、かなり近づいて見学できる


←増毛産甘海老の造りや道産ホタテと鯛の焼き物、上川産豚ヒレカツなど、北海道の味覚が満載「大雪カムイミンタラ弁当」(2200円、9月末まで)

5. 大雪乃蔵(たいせつのくら)

 旭川市は「北の灘」と呼ばれる酒処でもある。「大雪乃蔵」でも、北海道の大地が長い年月をかけて磨き上げた地下を流れる伏流水を使い、良質な清酒を造っている。工場の見学会も開いており、「製麹」「仕込み」「搾り」などの工程を見ることができる。そして、清酒工場見学の最大の魅力は何といっても、瓶詰めする前の搾りたての清酒が試飲できること。搾りたては、香りが鮮明で清酒の良い香りが鼻を抜けていく。
 また、各種清酒を購入できるほか、併設のレストランでは同社の清酒に合った料理がいただける。そこで注文できる、大吟醸・純米・本醸造の飲み比べ(630円)もおすすめだ。

  • 住所:旭川市南6条通19-2182-103
  • 電話:0166-39-3788
  • 見学時間:要相談、レストランは11:30?14:30、17:00?21:30
  • 休み:月曜
  • 駐車場:60台(無料)
  • HP:公式ホームページ
ここにも立ち寄ってみたい!
旭川ものづくり博覧会

旭川商工会議所90周年記念「旭川ものづくり博覧会」が9/11(金)?13(日)に開催。製造業から農業、教育機関まで、同地域の「ものづくり」に関わる業態が一堂に介する。子供向けの体験コーナーも設置され、見て、体験して楽しめるイベント。

  • 住所:旭川市神楽4-7(旭川大雪アリーナ内)
  • 電話:0166-22-8413
  • 開催時間:10:00?17:00
  • 入場料:無料
  • 駐車場:400台(無料)
  • HP:公式ホームページ
ササキ工芸

テープカッターなどの雑貨から、ゴム鉄砲などのおもちゃまで、幅広いジャンルの木工製品を製作している。工房では製品を見学・購入できるほか、木工体験も実施していて、木製の時計やドアメロディなどを作ることができる。

  • 住所:旭川市永山14条3-4-10
  • 電話:0166-25-2288
  • 体験時間:要相談(※7日前までに要予約)
  • 体験料:1500円?
  • 駐車場:20台(無料)
  • HP:公式ホームページ
旭川へのアクセス情報

電車でアクセス

◎東京駅から
羽田空港から飛行機にて旭川空港へ、バスに乗り換え旭川空港から(旭川)駅前バス停へ

◎大阪駅から
大阪国際空港から飛行機にて旭川空港へ、バスに乗り換え旭川空港から(旭川)駅前バス停へ

◎札幌駅から
JR札幌駅から特別急行でJR旭川駅へ

車でアクセス

◎東京駅から
首都都心環状線、首都5号池袋線、首都中央環状線などを経て、川口JCTから東北自動車道へ、青森ICで降りて、国道7号バイパス、青森西バイパスを経て青森港フェリーターミナルへ、フェリーで青函フェリーターミナルへ、大野国道、大沼国道などを経て国縫ICから道央自動車道へ、旭川鷹栖ICで降りて、旭町通、昭和通などを経て旭川市内へ

◎大阪駅から
名神高速道路で米原JCTへ、米原JCTから北陸自動車道へ、郡山JCTから東北自動車道へ、青森ICで降りて、国道7号バイパス、青森西バイパスを経て青森港フェリーターミナルへ、フェリーで青函フェリーターミナルへ、大野国道、大沼国道などを経て国縫ICから道央自動車道へ、旭川鷹栖ICで降りて、旭町通、昭和通などを経て旭川市内へ

◎札幌駅から
札幌ICから道央自動車道へ、旭川鷹栖ICで降りて、旭町通、昭和通などを経て旭川市内へ