観光資源としての「おやき」を開発
信州人の日常食である「おやき」を観光資源としてとらえ、新たな魅力を持つおやき作りを進めている。今年、直径4㎝ほどの一口サイズのおやきを18種類開発し、すでに一部は販売も開始している。なかでも「和のトマト」や「そらまめ」など、これまでになかったカラフルなおやきが注目だ。会場では、それらの新作を中心に試食してもらった。今後は各産業との連携を進め、季節の地産食材を生かすなど、長野の四季が感じられるおやき作りを進めていく。
「一口におやきといっても『焼き』『焼き蒸かし』『蒸かし』など火の通し方をはじめ、形や具などさまざまなものがあります。長野市内には60~70店舗ものおやきを販売する店があるので、伝統的なものから今回の新商品まで、市民以外にも全国の人に広く食べていただき、長野の魅力を知ってほしいです」
信州おやきブランド化委員会 小出陽子さん
個性的で将来性を感じる商品です
「『おやき』は個性的な商品。開発された『おやき』も魅力的ですし、冷凍保存がしやすいというのもポイントですね。一気に全国区に、とはいかなくても、コツコツと広げていけば将来有望だと思います」
商社 岡田美映さん