アイデア商品で目新しいカツオの味わい方を提案
学生にも協力を求めるなど官民一体の取り組みで、特産品のカツオとマグロを使用した商品開発を進めている。その中で誕生した注目商品が、上質な鰹節をお茶感覚で飲む「鰹ちゃ」だ。今回、「鰹ちゃ」の試飲を行い、来場者に上品なおすましのような味を楽しんでもらった。加えて、カツオを内臓ごと発酵させた調味料「鰹魚醤ペースト」のサンプルを配布した。すでに両商品とも販売されている。今後は、この展示会場で得た声を参考に、販路の拡大を目指していく。
「高級鰹節『本枯れ節』を使用した、カツオの本当のおいしさが分かるお茶です。テトラパック入りのインスタントで気軽に楽しめるのもポイント。現在は静岡空港と県内サービスエリア、弊社のサイトでのみの販売となっていますが、今後はギフトや通販を含め、販売の間口を広げていきます」
ちきり清水商店株式会社 鈴木数男さん
魚介の味の真髄を感じます
「『鰹ちゃ』には、とにかくシンプルに良質なカツオの味を感じました。和食が好きな人にはおすすめです。通販でも買えるので、こういう商品で焼津の魚介の魅力を全国に伝えるのもおもしろい取り組みですね」
食品加工業 大塚昭二郎さん