『梅びしお』と銘柄鶏のサンド
市内9店舗が開発し商品化間近
市内9店舗が開発し商品化間近
『紀州梅』の一大産地である田辺市では、パンに梅干を合わせたサンドイッチ『たなべぇサンド』を開発した。田辺産の梅干で作る『梅びしお(地元に伝わる梅のソース)』と、県内で育成された銘柄鶏『紀州うめどり』を使用し、新たなご当地グルメとして売り出す。プロジェクトには、市内のパン屋や喫茶店など9店が参加。各店とも自家製の『梅びしお』などを使用し、地元の消費者モニターたちからもお墨付きを得ている。展示会にはそのうちの1店が出展して試食を行う。梅の花が田辺の山々に咲き始める2月7日(日)から、新名物として各店で売り出すことも決まっている。
『たなべぇサンド(写真)』※出展品目は変更となる場合あり
たなべ梅サンド開発委員長
北田健治(きただけんじ)さん
「梅干とパンというと意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、梅干とチキンの相性が良いことは、ご存知の方も多いと思います。その組み合わせに加えて、チキンに味付けしたり、ソースを調合することで、各店ともオリジナリティあふれるものに仕上げています。今後は、さらなる個性的なサンドも開発し、全国各地の有名なご当地グルメに肩を並べられるよう、『紀州梅』の町ならではのご当地サンドとして『たなべぇサンド』を育てていきます」