高品質な研磨技術の紹介とともに
燕への観光客誘致を模索する
燕への観光客誘致を模索する
金属研磨共同受注グループ『磨き屋シンジゲート』が開発した『ECOカップ』は、野外イベントなどで採用され、すでに高い評価を得ている。これを受けてプロジェクトでは、食器類を飲食店に展開する活動を進めてきた。出展する試作品は、ステンレスビアカップの『ビアゴブレット』と、鎚(つち)で金属を打ち起こした鎚起銅器の冷酒盃『ハニカムサケカップ』。ビールや冷酒の試飲でこれらをPRするとともに、今後発展させていく取り組みとして、現地で研磨技術を間近に見る工場見学などを紹介し、幅広く意見を聞いて改良していく。
『ハニカムサケカップ(写真左・右下)』『ビアゴブレット(写真右上)』『シルバーピンバッチ』『ステンレスエコカップ』※出展品目は変更となる場合あり
燕商工会議所
高野雅哉(たかのまさや)さん
「ステンレスビアカップの『ビアゴブレット』は、好評をいただいている『ECOカップ』を業務用に改良したもので、食器洗浄機のカゴにフィットするサイズになっています。鎚起銅器の冷酒盃『ハニカムサケカップ』は、鍛金の技術だけでなく、煮出して酸化させることによって出す色つやもポイントです。ビールや冷酒の試飲も行いますので、普通のグラスとはひと味違う口当たりやのど越しをぜひ実感してみて下さい」