道産カラマツの間伐材で作った容器に、恵庭の食材が詰まった『わっぱめし』は2種。『肉めし』は、脂身と赤身のバランスが良いサラダポークを使用している。これを甘辛い角煮に仕上げ、炙る程度に焼いて香ばしさを出しており、シンプルながらこだわりを感じる一品だ。『魚めし』は、良質な恵庭の湧き水で育ったサーモンと知床羅白のイクラが目を引く鮮やかな盛り付けになっている。2種とも米は、カツオ、シイタケ、昆布などから取った和風混合ダシで炊き上げた恵庭産の『ななつぼし』。カボチャやニンジンなどの副菜にも地元産の素材をふんだんに使っている。

世界料理オリンピックに出場し、銅メダルを獲得したサバエ･シティーホテルの総料理長･藤井正和シェフが開発を担当している。食材のうま味や食感を生かす技術に定評のあるシェフは、人気お取り寄せ商品の『マンゴーの王様プリン』を開発したことでも有名だ。『恵みの庭のかぼちゃプリン』に使用する『えびすかぼちゃ』は100％恵庭産。かぼちゃのなめらかさと、ホクホクした食感が生きており、ややビターなカラメルが甘味を際立たせている。GWと6月下旬の『恵庭･花とくらし展』の期間中に道の駅『花ロードえにわ』で数量限定販売する予定だ。