芋焼酎とは一味違うまろやかな味わい
里芋のとろみが生きた里芋焼酎
織田信長の母、土田御前の出生地である可児市は、その名を冠した焼酎を開発した。『土田御前』は、原料に可児市の特産品である里芋を使用した里芋焼酎で、クセがなく、芋焼酎よりもまろやかな味わいが特徴だ。アルコール度数は25℃。試飲会では水割りやオンザロックなどのシンプルな飲み方で好評を得た。可児市は桃山茶陶の発祥の地でもあることから、販売時には『志野』『黄瀬戸』『土田ビードロ』のカップとセットにする案もある。副産物として、ビールやリキュールなどの試作品も開発され、特に前例のない『里芋ビール』は商品化への期待が大きい。