カツオのうま味を手軽に味わえる
風味あるおすましのようなお茶
風味あるおすましのようなお茶
焼津港と小川港の2つの漁港があり、カツオの水揚げ量で日本一を誇る焼津市。そのカツオの新しい楽しみ方を提案すべく開発されたのが『鰹ちゃ』だ。開発時には、静岡県水産技術研究所などの公設機関や市内の飲食店事業者がアドバイザーとして参加し、学生による消費者モニター調査なども経て、産官学の取り組みで焼津らしさを多くの人に受け入れてもらえる味に仕上げた。今回は、通信販売と県内2カ所での販売に限られていることから、さらなる販路拡大を目指して出展。試飲を行い、来場者にそのアイデアと品質の良さをアピールする。
『鰹ちゃ(写真)』、『焼津産・削りぶし「豪」』、『うまい日本のだし・本枯節』など※出展品目は変更となる場合あり
ちきり清水商店株式会社
鈴木数男(すずきかずお)さん
「鰹節は料理のダシ取りなどの下味的な役割をすることが多く、前面に出てくることはあまりありませんでした。本当のダシの味の良さは、そのまま飲んで分かるものです。食べるカツオから飲むカツオへ。出展する『鰹ちゃ』は、高級鰹節『本枯れ節』を使用した『飲む鰹節・スープパック』。手軽に利用できる即席スープとして作りました。静岡県を訪れる観光客に向け、焼津市を代表するお土産を目指しています」