京都は古都、神戸はお洒落というイメージだが、大阪はいつも庶民的なイメージ。食べ物で見れば、たこ焼きやお好み焼きといった“粉もん”や、串カツなどのB級グルメが中心。観光も、道頓堀、大阪城、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで終始してしまう。
ところが、大阪には水と食、そして光を中心とした様々な楽しみ方がある。とりわけ大阪は市内にロの字の「水の回廊」が流れる“水の都”。こうした地域資源を生かす“水辺商品”で観光客を取り込んでいこうと、地域の舟運事業者が中心となって作った団体を大阪商工会議所が支援をし、行政と連携しながら「水辺のクルーズ観光商品」の開発、およびPRを始めた。
大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、水陸両用バス「大阪ダックツアー」、道頓堀を楽しむ「とんぼりリバークルーズ」等のクルーズ商品や、クルーズと地下鉄一日乗車券、飲食チケットがセットになった「水都大阪満喫チケット」、さらに日本初の常設川床「北浜テラス」では、川風を感じられるオープンスペースを持つレストランやカフェで飲食を楽しむこともできる。
また大阪は“食の都”でもあることから、大都市の夜景を楽しむクルーズとミシュラン星付きのレストランがコラボしたディナークルーズ「リパリウス」や、今冬から中之島西部にオープンするフィッシャーマンズマーケット「中之島漁港」では新鮮な魚介類のバーベキューやショッピングが楽しめる予定で、食の要素も取り入れた周辺の魅力アップを進めていくことにしている。
旅行会社には、こうしたクルーズ商品やオプションツアーを紹介してもらったところ、実際に体験した観光客からはかなり好評のようだ。
- ★大阪の"食"をクルーズで巡る、「水都大阪満喫チケット」
- ★四季折々の自然と催しを堪能
- ★日本初の常設川床「北浜テラス」
大阪の"食"を、クルーズで巡る
冬には、光バルでまちなかを巡る
大阪は、都心部が川で囲まれた世界的にも稀な地形ですが、この特性を活かし、大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、落語家が案内する「なにわ探検クルーズ」、水陸両用バス「大阪ダックツアー」、道頓堀を楽しむ「とんぼりリバークルーズ」をはじめ、屋形船や10人乗りの小型船など、個性あふれるクルーズが勢ぞろいしています。またライトアップされた橋や近代建築、それらを眺めながら食事を楽しめるレストランなど、水辺の魅力が満載です。
さらに春は川沿いに咲き誇る桜、夏には日本三大祭の一つ「天神祭」やLEDで光る“祈り星”が水面を彩る「平成OSAKA天の川伝説」、秋には紅葉、冬は「大阪・光の饗宴」と、四季折々の催しが大阪の水辺を彩ります。
「水都大阪満喫チケット」は、クルーズチケット+地下鉄一日乗車券+食事・観光に使えるバルチケットがセットになって、大阪周遊観光にとても便利です。12月から1月には「大阪・光の饗宴」にあわせて、「OSAKA光バル」もあります。
さらに今冬からは、フィッシャーマンズマーケット「中之島漁港」がオープンします。日本各地の漁港から直送される、新鮮な魚介類のバーベキューや買い物が楽しめます。
「水と光の都・大阪」を舟で巡る、新しい観光スタイルをお楽しみください。