このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

特集 第1回「港町」 他の全国の港町でも、地場の新鮮で豊富な海産物を活用した新商品・新サービスが続々誕生しています。今回は、その中から村上商工会議所、氷見商工会議所、下田商工会議所の取り組みを紹介します。

鮭の魚醤油
問合せ:村上商工会議所
住所:新潟県村上市小町4-10
Tel:0254-53-4257
www.mu-cci.or.jp/

日本海に浮かぶ粟島が遠くに見える村上市は、三面川の河口に位置して、古くから「鮭の町」として知られている。 生まれた川に戻ってくるという鮭の習性に、世界で最初に着目したのが村上藩。江戸時代のことである。特産の「酒びたし」は、塩引き鮭を夏まで陰干ししたものを、薄くスライスして酒に浸したもの。珍味だ。
この町に新しい特産品が誕生した。村上商工会議所と村上鮭加工業組合が共同開発した「鮭の魚醤油」である。特産の村上鮭だけを使用。コラーゲンやβカロチンなどが豊富に含まれ、臭みのないまろやかな味。鍋物や煮物のほか、うどんやそばなどの麺類に数滴入れるだけでより味わい深くなる優れものだ。
発売されるたびにたちまち売り切れが続いたが、発酵と熟成に8ヵ月をかけた2010年ものが、11月上旬には店頭に並ぶ予定。価格は250円(70ml)、450円(160ml)。

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富山県 氷見
湯くぐり料理

氷見の旬を味わえる「湯くぐり料理」氷見の魅力三感王全国展開事業

富山湾随一の好漁場を臨む氷見市は、豊富な魚介が水揚げされる漁業の町。とくに脂がのった氷見ブリは、その美味しさで全国に名を馳せている。
「湯くぐり料理」は、寒ブリだけでなく、アンコウやフグにカニ、そして氷見牛や海藻、野菜など旬の食材を昆布などでとったダシにくぐらせ、ゆずポン酢など各店自慢の付けダレや味付けでいただく新たに生まれた氷見ならではのしゃぶしゃぶ料理だ。
日本一の漁師町を自負する氷見の魅力をまるごと体験するモニターツアーも実施。古くからの酒蔵や藤子不二雄Ⓐฺの生家「光禅寺」も見逃せない。

問合せ:氷見商工会議所
住所:富山県氷見市南大町10-1
Tel:0766-74-1200
www.ccis-toyama.or.jp/himi/

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静岡県 下田 下田の特産・金目鯛から生まれた「開国じょうゆキンメちゃん」 さかなの街下田ブランドの新商品「開国じょうゆキンメちゃん」

1854年の黒船来航で歴史の大舞台に立ち、現在では金目鯛の漁獲高日本一を誇る下田港。これまでも金目鯛を使用した干物や味噌漬け、煮魚などの加工品に力を注いできた。
このたび静岡県立焼津水産高等学校の協力を得て、金目鯛のアラを利用した海の恵みを感じることのできる醤油が開発された。
この新商品の名称は、公募の結果「開国じょうゆキンメちゃん」に、キャッチフレーズは「漁獲高日本一下田の特産金目鯛から生まれたおいしいおしょうゆ! 魚から生まれたおいしいおしょうゆ」に決定。
現在、さらにおいしい醤油の研究・開発に取り組んでいる。
平成22年度中に発売予定。

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開国じょうゆキンメちゃん
問合せ:下田商工会議所
住所:静岡県下田市2-12-17
Tel:0558-22-1181
www.shimoda-cci.or.jp/